水ロケット(ペットボトルロケット)の作り方

よく飛ぶタイプのポイント

 

 

水ロケットは誰でも簡単に作ることができますが、それでもよく飛ぶタイプを作ろうと思ったら、いろいろ工夫をしなければなりません。実際水ロケットの作り方には既にいろいろな流派のようなものが存在し、ウエブ上でもいろいろなタイプの作り方が紹介されています。

 

但し、徹底してペットボトルを活用する場合には、加工工数がどうしても多くなるので、誰もが簡単に作るというわけにはいかなくなります。そこでここでは比較的簡単で効果のある作り方のポイントを紹介することにします。

 

材料として本体は当然ペットボトルを使うわけですが、スカートについてはポリプロピレンフィルムで作るのも効果的です。ちなみにペットボトルはできるだけ中央部にくびれが少ない炭酸飲料のボトルにするのがポイントです。

 

羽根(フィン)は安定した飛行のために4枚として、8~10平方センチメートルのポリプロピレン板を利用しますが、加工された市販品もあります。油粘土を使うのもポイントで、これは水ロケットの重心位置を調整するおもりとして使います。

 

基本的に必要なことは、まず胴体部分をできるだけまっすぐにつなげて作るという点で、これは1回つなげた後で転がしてみれば確認できます。又、羽根(フィン)の大きさや形状についてもいろいろ工夫することで、性能が格段に変わることになります。大切なのは4枚の羽根を同じ形と大きさにきちんと切り揃えることで、取り付ける際にも4枚の羽が90 度ごとにきれいにしっかり貼り付けるようにしてください。

 

コマのように回転させて飛行を安定させたい場合は、羽を少しだけ斜めに取り付けることや、羽根の下部に切り込みを入れて折り曲げます。おもりはノーズコーンに入れて、重心を前側にすることがポイントです。こうした方法は、実際にいろいろ試してみることでわかってくると思います。