簡単な作り方
水ロケットは、飲んだ後のペットボトルを利用して作れる空気と水の圧力で飛ぶロケット模型ですが、シンプルなものなら作り方も簡単ですから、是非チャレンジしてみてください。
ここでは1.5リットルのペットボトル5本を使ったものを紹介しましょう。ちなみにペットボトルは炭酸飲料系のものが丈夫なので、これを使ってください。他に必要な材料としては、ビニールテープ1コ、幅の広い両面テープ1コ、カッターナイフ、はさみ、ホッチキス、ロケットの頭に装着するウレタントップ1コ、噴射ノズル 1コ、発射台、空気入れ、となります。
ウレタントップ(先端の尖った部分)、噴射ノズル、発射台については、ここでは市販キットを購入して揃えることで、簡単に作れることを優先しています。
基本的な構造は本体に3本のペットボトルをつなぎ、本体下部の両端に羽根をつけるカタチとなります。
3本のペットボトルの1番上は上下両方を切ったダミータンクとなり、2番目が推進量を生むエンジンタンクになります。3番目はスカート部分となるので飲み口部を含む3分の1程度を下にして取り付けます。
これらのボトルはビニールテープでしっかり巻いて組み立てます。羽根にもペットボトルを使いますが、これは上下両方を切り取ってから押しつぶし、ホッチキスで補強してからビニールテープで取り付けます。
忘れてはいけない道具が「じょうろ」で、これはエンジンタンクに水を注入するために必要です。切り取った残りのペットボトルの飲み口部分で簡単に作れます。